全国平均以上
北海道、札幌の葬儀の特徴
「小さなお葬式で、家族葬でお願いします」と言いながら・・親戚、皆に声をかけてお泊りに食事・・全てお任せで三日間のお葬式では一般葬と何も違いがありません。
特に飲食費が他の地域よりも高額だと聞いたことがあります。
北海道人のおおらかさがお葬式では裏目に出ているようです。
少し前まではお葬式は300万円が当たり前でした。人も来る。香典も集まる・・・もう過去の話ですね。
札幌の葬儀費用
葬儀社には「全日本葬祭業協同組合連合会」という団体(会館を所有する大手から家族経営の葬儀社まで)と、 そのほかに「社団法人全日本冠婚葬祭互助協会」という互助会葬儀社の団体があります。
北海道では大手互助会2社が全葬儀の52%を占めています。
皆さんが目にする平均葬儀費用は、「全葬連」の数字を「消費者協会」がまとめ、報道関係が発表となれば誰もがそうだと思ってしまっても仕方がありません。
全葬連の数字であって52%を占める互助会の数字が入っていなければ札幌の平均、北海道の平均などと言ってもらっては困ります。
あくまで互助会を除く全葬連の数字としてということをはっきりしなくてはいけません。
ですから皆さんが目にする数字は相当低い数字をご覧になっているはずです。
互助会にお勤めの方が教えてくれました。
札幌の平均葬儀費用は、2015年ころまでは「200万円+寺院費用」がだんだん下がって現在(2018年当時)は、「180万円+寺院費用」になっているはずだと・・
長くこの業界にいらっしゃる方なのでほぼ間違いはないと思います。
立派な会館を持って運営するというのはやはり大変なのでしょう。
「枕経、通夜、告別式、忌中引き」全てを行えば食事から寝具から会館使用料、寺院へのお布施を考えるとそれなりになるのは理解できます。
檀家離れ・宗教離れ
「檀那寺には頼みたくない。」「一回のお経だけで良い。」「元々、信心など無い。」
「仏教は嫌ではない」「葬式に3日間も掛ける必要はない。」「戒名不用。」
小さなお葬式を望まれる方の言葉です。
矛盾もしていますが、それもまた、人の心理ですね。
良い悪いではなく、新たなお葬式を考えなければならないのでしょう。
檀家離れ・宗教離れ Pdfファイル
小規模化
道警本部の発表によりますと昨年の変死数は7,000人以上です。
看取られず亡くなった数、孤独死が多いことも小さな葬儀、火葬優先になっている理由の一つでしょう。
一日葬、直葬、孤独死葬儀
孤独死されていた場合はコチラを御覧下さい。
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